国際力動的心理療法学会第23回年次大会では以下のプログラムにおいて、演題募集を行います。
1. IADP理事会企画セミナー「事例報告から事例研究へ」 11月3日(金)17:00 – 19:00
2. 臨床研究発表 11月4日(土)9:30 – 12:00
3. 事例スーパービジョン 11月5日(日)9:45 – 11:45
演題発表の申込手続きはこちらをご覧ください
1. IADP理事会企画セミナー 「事例報告から事例研究へ」
良い事例報告はそのまま事例研究であると国際的には言われていますが、なかなか良い事例報告をすることも難しいのが私たち共通の課題です。そこで今現在、自分が関わっている患者/クライアントの事例をまず事例報告にまとめたい方、さらには事例研究にチャレンジしたいという方のための、2つのセミナーを準備しました。今、皆さんが直接関わっている事例をお持ちいただき、事例展開のスーパーヴィジョンを受けながら、その事例を事例報告としてどうまとめられるか、何が研究できるのか、を参加者全員で具体的に検討していきます。
定員 2名(①事例報告にまとめたい方1名・②事例研究にチャレンジしたい方 1名)
時間 1事例2時間
講師 IADP理事
(小谷 英文・雨宮 基博・石川 与志也・嶋田 一樹・武野 顕吾・中村 有希・能 幸夫・橋本 和典)
2. 臨床研究発表
第23回年次大会(IADP 2017)の臨床研究発表は、「事例報告」「事例研究」「リサーチ」の3部門に分けて、20名募集します。以下の募集臨床領域と募集テーマについての臨床研究発表を歓迎いたします。なお、ご発表される部門や申込受理の可否については、大会査読委員会で決定いたしますので、予めご承知おきください。 ※ 「事例報告」「事例研究」「リサーチ」の3部門の詳細については大会ウェブサイト掲載の研究発表要項をご参照ください。
定員 20名(申込受理が20名になった段階で締め切らせていただきます。)
時間 1発表30分(20分発表、10分ディスカッション)
募集臨床領域
1)開業
2)精神看護
3)病院・クリニック・医療
4)学校・教育相談
5)学生相談
6)療育
7)産業・エグゼティブ
8)アスリート・スポーツ
9)司法・矯正
募集テーマ
① 処方・治療法
・心理療法/精神療法
・集団精神療法
・プレイセラピィ/活動療法
・ガイダンス/カウンセリング/グリーフカウンセリング
・コンサルテーション/コーチング/組織開発 ・危機介入
・リエゾン精神看護/精神科病院における精神看護 ターミナルケア
・緩和ケア/喪失(モーニングワーク)/難病患者
・慢性患者へのセルフケア/急性期の状態にある患者への危機介入/CNSの力動的介入技法など
・メガ災害対応臨床
② 発達
・成長と病理
・発達と成長 幼児期/学童期/思春期/青年期/成人期/老年期など
・精神病理 抑うつ/神経症/パーソナリティ障害/統合失調症/トラウマ
・PTSD/発達障害様問題行動など
③ 技法・技法開発
・心理療法技法/力動的介入技法
・心理教育/プレセラピィ技法開発 Socio-Energetic Training(SET)/Story Making Group(SMG)/アサーション・トレーニングなど
④ 大会テーマ関連
・自我および人格構造・機能に関する研究
自我への介入/自我機能・自我発達の査定/自我の適応機制・防衛機制/自我と自己の相互作用/自我と超自我の関係力動など
3. 事例スーパーヴィジョン
国内・海外のレジェンドセラピスト、第一線で活躍するセラピストおよびCNSによる事例スーパーヴィジョンを受けたい方を募集します。以下のスーパーヴァイザーのキーワードを参考に、希望スーパーヴァイザーをお選びください。発表は日本語もしくは英語のいずれかとなります。海外のセラピストからスーパーヴィジョンを受けたい場合には、英語での発表を歓迎しますが、アロンソン先生、モラ先生のスーパーヴィジョンの際は通訳がつくため、発表は日本語でも可能です。ただし、発表要旨は英語で作成していただきますので、ご留意ください。英語での発表要旨作成に関してご心配な点がございましたら、大会事務局までご相談ください。
スーパーヴァイザー
① 吉松和哉(式場病院):精神病・病院臨床・集団精神療法
(1事例)
② 牛島定信(ほずみクリニック):青年期・パーソナリティ障害・うつ・統合失調症・スキゾイド
(1事例)
③ ラルフ・モラ(個人開業 / メリーランド大学):子ども・家族・PTSD
(2事例)
④ セス・アロンソン(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所):思春期青年期・集団精神療法・トラウマ
(1事例)
⑤ 宇佐美しおり(熊本大学大学院生命科学研究部):リエゾン・精神科看護・アウトリーチ・組織における役割開発
(2事例)
⑥ 橋本和典(PAS心理教育研究所):トラウマ/PTSD・行動化症候群・青年期
(1事例)
定員 ①, ②, ④, ⑥:1事例 ③, ⑤:2事例
時間 ①, ②, ④, ⑥:1事例2時間 ③, ⑤:1事例1時間
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